20230207 自分のことを「僕」と呼ぶ女の子たちと、僕の共通点
日記、ガガッと筆が進む日とそうでない日があるな。
常にある水準以上のアウトプットをできるようになりたいけど、それも訓練かな。
(というか今日のような内容は日記というんだろうか?日記というか雑記というか。)
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自分のことを「僕」と呼ぶ女の子が増えている印象がある。
同じマンションに住む娘の同級生や、他に学童で会う子など、体感としてはかなり多い。
そう感じるきっかけとしては、何年か前にTwitterで有名であった春風ちゃんがそうだったことから意識するようになった気がする。
それ自体はまったく問題なくて、男女問わず同じ呼び方、好きな呼び方をすれば良いと思う。
気になることがあるとすれば、大人は、男性でも自分のことを「私」と言うので、子供の頃に「僕」に寄せるより「私」に寄せた方があとあと切り替えコストがかからなくて楽かなと思うんだけど、んなこたぁ7歳の小学生にとっちゃ関係ないか。
軽くググってみたところ以下のQAページが興味深かった。
上の記事では女の子が自分を「僕」と呼ぶ原因を5つに分類していて、1〜4については自分をどう呼ぶのかということすらもジェンダー問題から逃れられないのかと思うと、自分はなんというか呑気に考えてるなと思った。
個人的には、最後に追記されたという5番目の理由が興味深かった。
自分で自分を僕と呼ぶことで、自分とは別人格がやったことのように思えるから。
なるほど。仮面を被ることで自分自身から距離を置いた自分を設定し、それによって自分をメタ的に捉えることができる。自分が傷つかないようにするための防衛本能のようなものだろうか。
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僕は吃音持ちであることを前にも書いたが、「仮面を被ることで吃音が発症しないようにする」というのはかなり身に覚えがある。
僕は、電話はめっぽう苦手だけど、人前で話すとかは(もちろん緊張するけど!)絶対に嫌だというほどではない。
少なくとも、「100回、知らない人に電話する」と「100回、知らない人の前で演説・講演する」ならば迷わず後者を選ぶ。
高校生の時、当時から吃音に対する悩みはあったにも関わらず、文化祭の演劇で主役をやらせてもらったこともある。
吃音持ちにも関わらず演劇をする、人前で話すことが(電話に比べて)できるのは、そういったシーンでは意図的に「仮面を被る」ことができるからだと自己分析している。これを僕はスイッチを入れると呼んでいた。
じゃあ電話でもスイッチを入れればいいじゃんって話だけど、あんまり日常的すぎるシーンではなかなか難しいんだよなぁ〜。
ただ、それに近い思考は意識しており、今でも電話をするときは「この電話をするのは僕だけど、仕事をしている僕であり、僕そのものではないので、失敗しても大丈夫」という自己暗示をかけることは多い。